スケッチをするために必要な小物はまだあります。
まず、水彩画を描くのに筆を洗うものをもっていかないわけにはいきません。ということで・・
筆洗画材屋にいくといろいろなタイプの筆洗がありますが、持ち歩くならできるだけコンパクトなものを・・。
3分割できる小さな筆洗で、ひとつにまとめるとさらに小さく手のひらサイズに収まるものが私的にはベストかなあと思っております。
ただ、私は持っていく荷物はできるだけ減らしたいので、たいていミネラルウォーターのペットボトルを半分に切って使っています。終わったら捨てられるし、便利です。
どこに行っても水は必ず買いますからね。
カッター鉛筆を削る、筆洗用のペットボトルを半分に切る、紙を切る、などいつでも重宝してくれるのがカッター。
1本持っておくと必ず役にたってくれます。
ただし、飛行機に乗る時はスーツケースにいれて預けること。機内持ち込みしようとすると
容赦なく没収されます。
友人は成田で早々と没収され、「鉛筆けずるもの・・なくなったぁ・・」('~';)と嘆いていたので気をつけてくださいね。
ぞうきん絵の具をつかうならぞうきんは欠かせません。水分を調節しながら描く水彩画は特に。
ティッシュペーパーなどでは足りません。すぐびしょびしょになってしまいます。
ぞうきんはゴミも出しませんし、使い終わったらきちんと洗って干しておけば清潔です。
レジャーシートこれは私が座って描きたいなあーーと思ってるので持っていくだけなのですが・・。
立ったままは疲れるのですよ。 集中力もきれやすくなるし。
スケッチするときに折りたたみイスを持っていかれる方もいると思います。それがあればもちろんいいのですが、海外旅行で持ち歩くにはかさばるし、重いし・・。
なので、手軽に広げられてさっと片付けられるレジャーシート。
昔、タイのビーチで買った、ぱたんぱたんと折り畳んで、ヒモの取っ手がついててバックみたいに持ち運べるタイプのシートがあるんですけど、普通に腕からさげてても可愛いので
そういうのだったらスケッチのときしまわずに持ち歩いてもいいかなあ。なんて思います。

スケッチで活躍してくれるふでは、平筆と先の尖った絵筆です。ここでは、水彩画を描くときに使用する筆について書いています。
風景に空や建物など広い面を入れる場合、平筆が活躍してくれますし、細かい草花などには
先の尖った筆が必要です。
「平筆」
使い勝手が良く、私が個人的にいつも使うのは幅2,5センチ、1,5センチ、1,2センチ程度の3種類の平筆です。8ミリ程度の筆があれば細かな面にも対応します。
もっと広い面をいちどに塗りたい人は「絵刷毛」の小さいサイズでもいいかもしれません。
水彩絵の具を使う場合、筆さきが硬いと絵の具が水と一緒にぬぐわれてしまうので、(ムラの原因になります)柔らかい毛のものを用意するといいと思います。一般的な平筆や絵刷毛は羊毛かな?
「絵筆」
先の尖った絵筆は細かいところを描くのに重宝しますが、毛や形の種類が豊富です。この筆に関してはきっと人によってこのみが分かれるとおもいます。
参考までに私のおきにいりを・・。
・「削用筆〜さくようふで〜」
私が一番使うのがこの筆です。作ってる会社によっても違うかもしれませんが、羊毛にイタチ毛などをあわせてあって、筆部分が太く、毛がややかためで描くときに安定する ので描きやすいです。先がきくので愛用してます。
・「彩色筆〜さいしきふで〜」
とても一般的。サイズが多いので選びやすいかも・・。主に羊毛を使用していてやわらかく、削用とかたちなどはほぼおなじ。お値段もリーズナブル。
他にも面相筆や則妙筆といった穂先のながいものもあります。これらはどれも日本画用の筆で、たいてい日本画筆が売っているところにならあるとおもいます。毛の種類も羊毛、イタチ、狸、馬、やぎ、猫などさまざま。
それ以外にも筆の種類はたくさんあって筆屋さんによっていろいろ名前がつけられているので、ご紹介するのはこのくらいで・・。
筆は、値段が高いものほどいい筆だと思っていいですね。ですが、カンペキに消耗品なので、初心者のかたは中間くらいの値段を選ぶのが無難でしょう。この形の筆は”先がキク”かどうかが重要です。あまりに安すぎてすぐ先が死んでしまっては使い物になりません。
筆の値段も上をみればきりがないので、画材やさんで値段やかたちをよく見て自分のお気に入りを探してみてください。
これを読んだらスケッチがもっとうまくなる?!
水彩画のスケッチ本「透明水彩でスケッチ散歩」青木美和水彩絵の具を使って日常をスケッチしています。この方の水彩の使い方はちょっと独特です。にじみ表現や紙の地の「白」を生かした描き方をしていて、テクニックだなあ〜・・と感心させられます。水彩の特徴である「水に溶ける」という素材感を最大限に活用している描き方かもしれません。グラデーションやにじみの方法など、描き方もきちんと紹介されています。とにかくどの作品もふわーっと光が感じられるような柔らかくて暖かい雰囲気を醸し出していて、絵の具の使い方ひとつで何でもない日常生活がこんなに印象的になるのかと、見ていて暖かい気持ちになると同時に自分が描く意欲もわきたててくれる本です。「水彩画プロの裏ワザ」 奥津国道こちらはデッサンからテクニックまでひととおりの水彩画の描き方が分かる本です。上記の本よりももっと普通の描き方を教えてくれているので、初心者には分かりやすいかもしれません。(鉛筆の段階からのデッサンのしかたもあります)木、川の流れや水面、建物の遠近など、スケッチでよく描くような場所の表現も方法を紹介しています。加えてにじみやぼかしなど水彩ならではのテクニックもかいてありますので、スケッチ初心者にはとても親切な教本だと思います。パート2やドリルもでていますので、どんどんレベルアップができるかも・・?男鹿和雄画集これはスケッチの教本ではないのですが、水彩がとても素晴らしいので紹介します。男鹿和雄さんというかたはスタジオジブリで美術をされていて、トトロやもののけ姫などの美術監督を務めた方です。この本はアニメーション美術の描き方を紹介していて、普通の水彩画とはちょっと異なった描き方をするのですが、(画材もポスターカラーですし)水彩で一枚の絵を描いていく行程がみられるので、勉強になります。アニメ作品という限られた時間の中で仕上げる絵は、描くべき対象のしぼり方がはっきりしていて表現したいことがとても明確です。これはスケッチをするとき非常に重要なことです。
さらに木や草などの自然物の表現がすばらしく、こんな風に描けたらいいなあ・・いつも思います。掲載されているのは自然の絵が多いのですが、緑だけでもこんなにたくさんの色や表現があるのかと圧倒されます。絵をみているだけでも勉強になる、私イチオシの画集(教本)です。と、今日はスケッチについてかいてみました。ご参考になれば・・。