これを読んだらスケッチがもっとうまくなる?!
水彩画のスケッチ本「透明水彩でスケッチ散歩」青木美和水彩絵の具を使って日常をスケッチしています。この方の水彩の使い方はちょっと独特です。にじみ表現や紙の地の「白」を生かした描き方をしていて、テクニックだなあ〜・・と感心させられます。水彩の特徴である「水に溶ける」という素材感を最大限に活用している描き方かもしれません。グラデーションやにじみの方法など、描き方もきちんと紹介されています。とにかくどの作品もふわーっと光が感じられるような柔らかくて暖かい雰囲気を醸し出していて、絵の具の使い方ひとつで何でもない日常生活がこんなに印象的になるのかと、見ていて暖かい気持ちになると同時に自分が描く意欲もわきたててくれる本です。「水彩画プロの裏ワザ」 奥津国道こちらはデッサンからテクニックまでひととおりの水彩画の描き方が分かる本です。上記の本よりももっと普通の描き方を教えてくれているので、初心者には分かりやすいかもしれません。(鉛筆の段階からのデッサンのしかたもあります)木、川の流れや水面、建物の遠近など、スケッチでよく描くような場所の表現も方法を紹介しています。加えてにじみやぼかしなど水彩ならではのテクニックもかいてありますので、スケッチ初心者にはとても親切な教本だと思います。パート2やドリルもでていますので、どんどんレベルアップができるかも・・?男鹿和雄画集これはスケッチの教本ではないのですが、水彩がとても素晴らしいので紹介します。男鹿和雄さんというかたはスタジオジブリで美術をされていて、トトロやもののけ姫などの美術監督を務めた方です。この本はアニメーション美術の描き方を紹介していて、普通の水彩画とはちょっと異なった描き方をするのですが、(画材もポスターカラーですし)水彩で一枚の絵を描いていく行程がみられるので、勉強になります。アニメ作品という限られた時間の中で仕上げる絵は、描くべき対象のしぼり方がはっきりしていて表現したいことがとても明確です。これはスケッチをするとき非常に重要なことです。
さらに木や草などの自然物の表現がすばらしく、こんな風に描けたらいいなあ・・いつも思います。掲載されているのは自然の絵が多いのですが、緑だけでもこんなにたくさんの色や表現があるのかと圧倒されます。絵をみているだけでも勉強になる、私イチオシの画集(教本)です。と、今日はスケッチについてかいてみました。ご参考になれば・・。